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忙しくても通いやすい!草加で土曜・平日夜も診療している歯医者とは?

「平日は仕事が詰まっていて、気づけば歯の痛みを我慢してしまう」「土曜に受診したいが、どこが対応しているか分からない」――診療室でよく伺うお悩みです。
歯科治療は“継続”が結果を左右します。通いにくさが理由で間隔が空くと、治療は長期化し、費用も時間も膨らみがちです。今日は院長の立場から、土曜・平日夜の診療を上手に活用して無理なく通院を続けるための考え方と、当院の取り組みをお伝えします。

 

目次

 

忙しい人ほど“通える設計”が必要な理由

治療は「一回の質」だけでなく、「適切な間隔で積み上げられるか」が結果を決めます。根管治療や歯周治療は特にステップがあり、間が空くと炎症が再燃し、やり直しが必要になることも。
だからこそ、診療時間の選択肢が多い医院は、計画通りに進めやすいという点で実利があります。夜や土曜の枠は“便利さ”以上に、治療の質を守るための条件だと私は考えています。

 

平日夜・土曜枠でできること/向いているケース

夜・土曜の受診は、次のようなケースで効果的です。

症状の安定化と継続ケア:歯周治療・クリーニング・メンテナンス
計画的処置:詰め物・被せ物のセット、仮歯調整、型取り
矯正の調整:ワイヤー・アライナーのフォロー
応急処置:詰め物脱離、痛みの初期対応(必要に応じて本処置は後日)

外科や長時間の精密処置は、体調・安全面から日中枠を提案することがあります。無理なく、最も確実な時間帯で進めましょう。

 

受診を最短距離にする予約戦略(初診〜完了まで)

忙しい方ほど、「まとめ方」と「順番」で時短が可能です。私が初診から提案するのは次の流れです。

初診で“全体像”を把握
主訴だけでなく、レントゲンや歯周検査で全体を把握。当面の優先順位を明確にします。

“セット受診”の活用
夜・土曜でも、可能な範囲で検査→説明→初期処置を同日に集約。来院回数を圧縮します。

予約は“前倒し二本持ち”
次の二回分を押さえておくと、予定変更があってもズレが最小に。

処置の“回数分割”
60分×1回より、30分×2回が合う方もいます。集中力・体力・帰宅時間に合わせて設計します。

メンテは“固定枠”
3〜6か月ごとの固定枠化で、予約探しの手間ゼロに。

 

夜・土曜受診の注意点(痛み・薬・帰宅動線)

夜や土曜の受診では、いくつか押さえたい点があります。
まず麻酔後の安全。お食事や運転の予定を考え、しびれが切れてから噛む部位を決めておくと安心です。痛みが出やすい処置の後は、予防的な鎮痛のタイミングをご案内します。
また、雨天や真夏・真冬は、駅からの動線や服装も体調に影響します。夜は視界が限られるため、帰宅動線がシンプルな医院を選ぶのも合理的です。

 

小児や家族受診をスムーズにするコツ

小児は眠気と空腹が苦手です。土曜午前や平日夕方の“集中できる時間”に短めのステップで成功体験を積み重ねます。
ご家族同時受診は、交代での付き添いや説明の一括化で滞在を短縮。仕上げのブラッシング指導は家族単位で行うと、ご自宅でのケアが一気に整います。

 

矯正・メンテナンスの通い方を最適化する

矯正は“装置を入れて終わり”ではなく、調整と清掃が結果を左右します。アライナーは受け取り+装着確認+使用計画を夜枠で完了し、次回以降は短時間のチェックに。
メンテナンスは、仕事や学校の節目(繁忙期・テスト前)を避け、年間スケジュールに先回りして枠を確保します。結果として、治療後の安定が長く続きます。

 

当院の取り組み:草加で続けやすい外来体制

草加駅東口から徒歩5分のラウレア歯科矯正歯科クリニック草加では、平日夜・土曜の診療に対応しています(実際の受付時間は時期により調整しますので、最新のご案内をご確認ください)。初診時に生活リズムを伺い、夜・土曜枠を起点とした通院計画をご提案します。

検査・説明・初期処置の“同日集約”により、来院回数を最適化
痛みが想定される処置では予防的鎮痛と帰宅後の過ごし方を具体的にご案内
夜間は短時間で確実に進む処置を優先、長時間処置は日中で安全に
家族同時受診や、小児の短時間ステップにも柔軟に対応
予防・矯正メンテは固定枠化で“続けやすさ”を担保

無理な治療の押し付けはいたしません。必要がなければ“やらない”選択も含めて、納得のいく形で進めます。

 

まとめ:治療計画=通院計画。無理のないペースで

忙しい方にとって、治療の成功は「腕の良し悪し」だけでは決まりません。通院しやすい時間帯が確保できるか、計画通りに積み上げられるか――ここに尽きます。
草加で土曜・平日夜の通院先をお探しなら、まずは現在地の評価と通院設計から。私たちは、続けられる治療計画をご一緒につくります。初回は相談だけでも問題ありません。生活に馴染むペースで、一歩ずつ進めていきましょう。

 

監修者

ラウレア歯科クリニック 院長 伊藤 洋平

伊藤 洋平 | Yohei Ito

明海大学歯学部卒業後、大学病院での研修を経て、複数の医療法人歯科医院にて臨床経験を積む。2017年に「ラウレア歯科矯正歯科クリニック草加」を開院。地域に密着した“予防重視”の診療を軸に、幅広い世代の患者に寄り添う歯科医療を提供している。

【略歴】

【所属学会】

【資格】

【所属スタディグループ】

【出版・執筆歴】

  • ・平成28(2016)年:デンタルダイヤモンド1月号「他医院で行われたインプラント補綴のリカバリー症例」
  • ・GO会30周年記念誌「埋伏歯をMTMを用いて挺出させた1症例」

【学会発表】

  • 平成26(2014)年:顎咬合学会ポスター発表「セファロ分析 トレースを極める」
  • 平成27(2015)年:顎咬合学会ポスター発表「治療用義歯を用いた上下顎総義歯症例」
  • 平成30(2018)年:第8回ワールドデンタルショー出展セミナー「外傷した上顎前歯部に対しMTMを用いた一症例」

【参加講習会】

  • ・UCLA「インプラント時代におけるピュア・ペリオ」
  • SBC(サージカルベーシックコース)

その他多数

ラウレア歯科矯正歯科クリニック