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忙しい毎日でも歯を守りたい。平日夜・土曜診療を賢く活用する「通院のコツ」

「平日は仕事が立て込んでいて、歯医者の予約時間に間に合わない」 「休みの土曜日は予定を入れたいけれど、歯の痛みも気になる……」

 

日々の診療の中で、お仕事や家事、育児に追われる患者様から、こうした切実なお悩みを伺うことが多々あります。 忙しい現代において、歯科医院に通うための時間を作ることは、決して簡単なことではありません。その結果、ついつい受診を後回しにし、痛みを我慢してしまうお気持ちもよく分かります。

 

しかし、歯科医師としてこれだけはお伝えしておきたいのです。 歯科治療において最も避けたい事態は、「通いにくさが原因で、治療を途中で中断してしまうこと」です。

 

治療期間が空いてしまうと、治りかけていた症状が悪化したり、最初からやり直しになったりと、結果的に患者様の「時間」も「費用」も余計に奪ってしまうことになりかねません。 この記事では、院長の視点から、平日夜や土曜日の診療枠を上手に活用して、無理なく治療を完了させるための「賢い通院のヒント」をお伝えします。

目次

1. 「通いにくさ」が招く最大のリスクとは?治療中断の怖さ

なぜ、私たち歯科医師は「継続して通っていただくこと」をこれほど強調するのでしょうか。 それは、歯科治療の多くが「階段を上るような積み重ね」で成り立っているからです。

 

例えば、歯の根の治療(根管治療)や歯周病の治療は、一度で終わるものではありません。細菌を取り除き、薬を入れ、経過を見て次のステップへ進む……という工程が必要です。 もし、「忙しいから」といって治療間隔が数ヶ月空いてしまうと、どうなるでしょうか。 仮の蓋の隙間から新たな細菌が侵入し、せっかく消毒した部分が再び感染してしまいます。そうなると、治療は「続きから」ではなく「最初から」やり直しになってしまいます。

 

つまり、「通いやすい時間帯に診療している医院を選ぶこと」は、単なる利便性だけでなく、治療の質を守り、最短ルートで完治させるための重要な条件なのです。

2. 平日夜や土曜日はどんな治療に向いている?

当院のように平日夜や土曜日に診療を行っている場合、どの時間帯にどんな治療を受けるのが効率的なのでしょうか。おすすめの使い分けをご紹介します。

【メンテナンスや軽度の処置は「平日夜」がおすすめ】

  • 定期検診・クリーニング: 仕事帰りにリフレッシュを兼ねて。
  • 型取り・装着: 詰め物の型取りや、出来上がったセットなど、時間が読みやすい処置。
  • 矯正の調整: ワイヤーやマウスピースのチェックなど。
  • 応急処置: 「詰め物が取れた」「急に痛み出した」といった場合の初期対応。

【精密な治療や外科処置は「休日」の明るい時間に】

親知らずの抜歯やインプラント手術、長時間の根管治療などは、患者様の体調が万全であることや、術後の休息が必要なことから、お仕事終わりの夜間よりも、土曜日などの日中をおすすめすることがあります。 「無理なく安全に」進めることが、結果としてトラブルを防ぎます。

3. 治療期間を短縮!忙しい人のための「予約の裏ワザ」3選

「とにかく早く治したい」「何度も通うのは大変」 そんな忙しい方ほど実践していただきたい、効率的な通院戦略があります。

① 初診で「全体像」と「ゴール」を把握する

最初の診察で、痛みのある部分だけでなく、お口全体のレントゲン撮影や検査を行います。「全部で何回くらい通う必要があるか」「優先順位はどこか」を最初に把握することで、スケジュールの見通しが立ちます。

② 「セット受診」で来院回数を減らす

通常は「検査」→「説明」→「治療」と数回に分ける工程を、可能な範囲で同日にまとめて行う方法です。平日夜や土曜日など、まとまった時間が取れる日にご相談いただければ、1回の治療時間を長く取ることで、来院回数を圧縮できる場合があります。

③ 予約は「2回分」先取りする

人気の時間帯(平日夜や土曜)は埋まりやすい傾向にあります。そこで、可能であれば「次回」と「その次」の2回分を予約しておくことをご提案しています。 予定変更があった場合でも、一つ予備の予約があれば治療間隔が大きく空くのを防げます。(※医院の予約状況によりますのでご相談ください)

4. 夜間の受診で気をつけていただきたいこと(麻酔・体調)

お仕事帰りの夜間診療は便利ですが、いくつか注意点もあります。

  • 麻酔後の食事: 麻酔が効いている間(2〜3時間)は、感覚がないため頬や唇を噛んでしまうリスクがあります。「夕食は麻酔が切れてから」と考えていただき、治療前の空腹が辛い場合は、来院前に軽くお腹に入れておくのも良いでしょう。
  • お薬の服用: 抜歯など痛みが出やすい処置をした場合、帰宅後に痛みが強くなることがあります。当院では「痛み止めを飲むタイミング」や「帰宅後の過ごし方」を具体的にアドバイスさせていただきます。
  • 疲労: お仕事でお疲れの時は、痛みに敏感になりやすいものです。体調が優れない時は無理をせず、遠慮なくお申し出ください。処置内容を軽めのものに変更するなど柔軟に対応します。

5. お子様連れやご家族での通院をスムーズにするために

「子供の治療をしたいけれど、平日は連れて行けない」というご家庭にとっても、土曜診療や夕方の枠は貴重です。

 

お子様の場合、眠くなったりお腹が空いたりすると、治療が難しくなることがあります。土曜日の午前中や、平日夕方の早い時間など、お子様の機嫌が良い時間帯を狙うのが成功の秘訣です。 また、ご家族で同じ時間帯に予約を取り、交代で診察室に入ったり、ブラッシング指導を一緒に受けたりすることで、通院の手間を減らす工夫も可能です。ご家族皆様の「かかりつけ」として、まとめてスケジュールを管理できるのもメリットの一つです。

6. 私たちが「通いやすい体制」にこだわる理由

私たち医療従事者が、診療時間や予約体制にこだわる理由は一つです。 それは、患者様に「治療を諦めてほしくないから」です。

 

どれほど良い治療技術があっても、患者様が通えなければ意味がありません。 「仕事が忙しいから仕方ない」と放置してしまい、最終的に抜歯になってしまう……そんな悲しい結末を一つでも減らしたいと願っています。

 

当院では、初診時に患者様のライフスタイルや通院可能な時間帯を丁寧にヒアリングし、無理のない治療計画(=通院計画)をご提案します。 「毎週通うのは無理」「短期集中で治したい」など、ご希望があれば遠慮なくお伝えください。医学的な許容範囲の中で、ベストなプランを一緒に考えましょう。

7. まとめ|ライフスタイルに合わせた計画で、完治を目指そう

歯科治療は、患者様と歯科医院の二人三脚です。 「忙しい」は治療を諦める理由にはなりません。ご自身の生活リズムに合った医院を選び、計画的に通院することで、健康な歯は必ず守れます。

 

もし、草加エリアで「仕事帰りや土曜日にも通える歯医者」をお探しなら、ぜひラウレア歯科矯正歯科クリニック草加にご相談ください。 私たちは、あなたの忙しい日々に寄り添い、「続けられる治療」を全力でサポートいたします。 まずは相談だけでも構いません。無理のないペースで、一緒に最初の一歩を踏み出しましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

 

草加市草加駅東口から徒歩5分の歯医者・歯科
ラウレア歯科矯正歯科クリニック草加
住所:〒340-0016 埼玉県草加市中央2-2-17-2
TEL:048-951-3210

 

監修者

ラウレア歯科クリニック 院長 伊藤 洋平

伊藤 洋平 | Yohei Ito

明海大学歯学部卒業後、大学病院での研修を経て、複数の医療法人歯科医院にて臨床経験を積む。2017年に「ラウレア歯科矯正歯科クリニック草加」を開院。地域に密着した“予防重視”の診療を軸に、幅広い世代の患者に寄り添う歯科医療を提供している。

【略歴】

【所属学会】

【資格】

【所属スタディグループ】

【出版・執筆歴】

  • ・平成28(2016)年:デンタルダイヤモンド1月号「他医院で行われたインプラント補綴のリカバリー症例」
  • ・GO会30周年記念誌「埋伏歯をMTMを用いて挺出させた1症例」

【学会発表】

  • 平成26(2014)年:顎咬合学会ポスター発表「セファロ分析 トレースを極める」
  • 平成27(2015)年:顎咬合学会ポスター発表「治療用義歯を用いた上下顎総義歯症例」
  • 平成30(2018)年:第8回ワールドデンタルショー出展セミナー「外傷した上顎前歯部に対しMTMを用いた一症例」

【参加講習会】

  • ・UCLA「インプラント時代におけるピュア・ペリオ」
  • SBC(サージカルベーシックコース)

その他多数

ラウレア歯科矯正歯科クリニック